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〒870-0049 大分市中島中央3丁目1番37号

相続問題一般相談

 相続問題について

相続は大変です

相続は大変です。それは三つの問題があるからです。



相続前の事前準備から、税務申告まで、ワンドアワンストップでできる当事務所に相談ください。


1 手続きが複雑

   相続の手続きは、@基礎的手続き、A廃止・停止手続き、B各種請求手続き、C各種継承手続き、D法律上の
 手続きと、手続きがたくさんあり、時間がかかり、D法律上の手続きについては、専門的知識が不可欠です。

   1)基礎的手続き
届出・手続き 手続き先
死亡届 市区町村役場
(7日以内)
死体火葬埋葬許可申請 市区町村役場
(7日以内)
世帯主変更届 市区町村役場
(14日以内)
児童扶養手当認証請求 市区町村役場
(世帯主変更届と同時)
復氏届 市区町村役場
姻族関係終了届
(配偶者の一方が死亡し、かつ姻族との関係を終了させる意思を有する場合)
市区町村役場
子の氏変更許可申請
(復氏等で姓が変わる場合)
家庭裁判所
改装許可申請 旧墓地の市区町村役場
準確定申告(これにより還付がありうる。) 税務署
(4ヶ月以内)
国民健康保険証 市区町村役場
死亡退職届 勤務先
身分証明証 勤務先
社会保険証 勤務先
      
   2)廃止・停止手続き
届出・手続き 手続き先
クレジットカード クレジット会社
借金(負債の確認) 消費者金融・銀行・ローン会社
会員証 デパート・フットネスクラブ・JAF・老人会等
リース・レンタルサービス リース会社・レンタル会社
金融取引(預貯金) 銀行・郵便局・JA・信用金庫・信用組合
証券取引 証券会社
   3)請求手続き  
届出・手続き 手続き先
生命保険・入院保険 生命保険会社
団体弔慰金 共済会・互助会・協会・サークル
簡易保険 郵便局
死亡退職金並びに未払い賃金 会社
遺族共済年金 共済会
葬祭料 共済会・市区町村役場
(2年以内)
生命保険付住宅ローン 銀行(団体生命保険)
クレジットカード カード会社
(保健付帯確認)
遺族基礎年金の請求(国民年金) 市区町村役場
寡婦年金の請求(国民年金) 市区町村役場
死亡一時金の請求(国民年金) 市区町村役場
遺族厚生年金の請求(厚生年金) 社会保険事務所
遺族共済年金の請求(厚生年金) 社会保険事務所
葬祭費の請求(国民健康保険) 市区町村役場
埋葬費の請求(社会保険) 勤務先・社会保険事務所
高額療養費の請求(健康保険) 市区町村役場・社会保険事務所
高額療養費の還付 税務署
遺族補償年金・一時金の請求 労働基準監督署※管轄に注意
     
   4)継承手続き  
届出・手続き 手続き先
借地契約 賃借人
賃貸住宅 管理会社・地主
公営住宅 公営管理団体
家屋の火災保険 損害保険会社
預金・貯金 銀行・信用金庫・農協・郵便局
出資金 銀行・信用金庫・農協・信用組合
証券会社
自動車 陸運局
自動車保険 損害保険会社
保証金 保証金の預け先
貸付金 貸付先
電話加入権 電話会社
光熱費 電気・ガス会社・水道局
会員権 ゴルフ・リゾートクラブ
特許 特許庁
事業の許認可 管轄官庁
著作権 各著作権協会
借金(住宅ローン、クレジット) 債権者
保証人の地位 債権者
固定資産税・都市計画税の承継 市区町村役場
     
   5)法律上の手続き
届出・手続き 手続き先
相続人・相続分の確定
(相続関係説明図の作成)
全ての相続人
遺産の調査(遺産目録の作成) 全ての相続人
遺産分割協議書の作成 全ての相続人
特別代理人選任の申立
(相続人が未成年の場合)
家庭裁判所
遺言書の検認(自筆遺言書の場合) 家庭裁判所
相続放棄・限定承認の申立 家庭裁判所
不動産の名義変更登記(相続登記) 法務局
会社役員の死亡登記 法務局
住宅ローンの引受け 銀行・信用金庫・法務局
根抵当権の引受け 銀行・信用金庫・法務局
借金の整理 債権者
遺留分減殺請求 受贈者・遺留分侵害相続人
所得税の準確定申告 税務署
相続税の申告 税務署
年金の手続き 市区町村役場・社会保険事務所
健康保険の手続き 市区町村役場・社会保険事務所
事業の許認可
(農業、建設業、酒・たばこの販売)
管轄官庁
特許 特許庁

2 時間制限がある

    厳密にいうと時間制限ではありませんが、手続きをスムースに行うための目安となる期間をも含めて記載して
  います。厳密な意味での時間制限 。

目安の
スケジュール
代表的な手続き 手続きの対象
7日
~
14日
葬儀の手配、各方面への通知
お通夜、葬儀
遺族  → 葬儀会館等
死亡届(7日) 、火葬埋葬許可(7日) 市町村役場
年金受給権者死亡届 社会保険事務所
生命保険付ローン手続
口座引落、キャッシュカード停止
預金口座、解約・引継、貸金庫
銀行
出資金の引継 信用金庫
クレジットカードの停止 カード会社
口座の解約・引継
簡易保険、国債
郵便局
生命保険、入院保険
自動車保険(自賠責、任意)
火災保険名義変更
保険会社
14日

49日
遺言書の有無確認
【相続調査】
 戸籍、遺産(不動産、動産)
 債務(借金)を調べる
 相続人を調べる
遺族
世帯主変更、児童扶養手当、国民健康保険(14日) 市町村役場
未支給年金請求書 社会保険事務所
会社役員の死亡(14日)登記 法務局
遺言書の検認
※ 遺言書が見つかり次第直ちに行うべき
裁判所
死亡退職金、最終給与、身分証明書、健康保険 勤務先
株券 証券会社
債権 発行会社
個人事業の廃業届
事業を承継した相続人の開業届
(死亡後1ヶ月以内)
税務署
高齢者福祉サービス/身体障害者手帳/愛の手帳 福祉事務所
団体弔慰金/遺族共済年金/葬祭料 各共済会
酒類の届出 監督官庁
特許権 特許庁
免許 公安委員会
自動車/納税義務者 陸運局
パスポート 旅券事務所
身分証明書 発行元
借地借家契約 賃貸人
賃貸住宅 賃貸人
市営住宅 住宅供給公社
会員証 ゴルフ場/デパート
老人会/フィットネス
JAF等
受信料 NHK
利用料金 電話/電力/ガス会社
水道局
インターネット プロバイダ
レンタル・リース契約 レンタル・リース会社
遺産分割協議書の準備
四十九日法要、納骨
遺族
埋葬許可、姻族関係、復氏届、無料パス 市町村役場
遺族給付裁定請求(5年) 社会保険事務所
3ヶ月 遺族基礎年金裁定請求(5年)
寡婦年金裁定請求(5年)
一時死亡金裁定請求(2年)
市町村役場
相続放棄、限定承認(3ヶ月) 裁判所
4ヶ月 不動産相続登記 法務局
準確定申告(4ヶ月) 税務署
子の氏の変更許可 裁判所
10ヶ月 【相続税の申告】(10ヶ月)
 医療費控除の請求
 未分割財産確定期限
 配偶者の税額軽減
 小規模宅地の評価減
税務署
1年 遺留分減殺請求
(相続開始から10年/侵害された事実を知ってから1年)
受贈者等遺留分侵害者



3 相続が争族になり易い

    争族になり易いですよと話すと、うちは関係ないと仰られる方も多いです。そのような方に対し、私は次のよ
  うな話をしています。
   ラジオで話した内容ですので、二回目の方もいらっしゃると思います。

     事 例 1
1 登場人物(兄:東京在住,弟:大分在住(父母と同居していた))
2 事案
 10年前に父死去。今年母が死亡。
3 兄と弟の会話
  弟:49日の法要も終わったので、相続の手続きをしたい。印鑑証明書とこれら
    の書類に署名押印してくれないか。
  兄:両親の残したこの家は、両親を世話したお前がとればいいよ。ただ預貯金は
    どれくらいあるのか。
  弟:だいたい1000万円くらいかな。兄弟で半分こがいいだろうね。
  兄:いや、お前には世話になっているから、お前が全部とってくれんか。
  
  ここまでは仲の良い兄弟です。しかしこの後から事態は急変します。

  兄:ところで、相続税は大丈夫か。法律が改正され、俺とおまえで、4000万
    円以上の場合は税金がかかるという話じゃないか。しかるべく専門家に相談
    に行った方がいいぞ。
  弟:わかった。

     (しばらくして・・・)

  兄のところに、遺産目録が送付されてきた。これによると、家屋の評価額が
 4000万円、株式が3000万円、預貯金が1000万円、さらに弟に5000
 万円の生命保険金がおりるとあった。

  兄:おい。話が違うではないか。遺産は総額1億以上あるじゃないか。俺をだま
    したのか。
  弟:だましたわけじゃないよ。株式は知らなかったんだ。生命保険は俺個人に下
    りるからいわなかっただけさ。それより兄さんは東京の大学に行かせてもら
    い、おれは高卒で大分に綴じ込まれどんなに兄さんがうらやましかったか。
    兄さんはおれにばれてないと思っているが母さんが兄さんのマンション購入
    の時に援助してもらっている事をしっているんだよ。
  兄:俺が東京に行ったことで、父さん母さんがどれだけ喜んだのか忘れたのか。
    お前が町の不良グループに入ってどれだけ父さん母さんに迷惑をかけたかわ
    かっているのか。それにお前の息子だ。頭が悪い故に努力を怠って、私立の
    高校に通って、その学費や修学旅行代は母さんが出したと聞いている。さら
    にお前は母さんの面倒を見たこともないじゃないか。ただで俺の実家に住ん
    でいただけじゃないか。
  弟:兄さんと呼ぶのもこれまでだ。後は裁判で決着をつけよう。

    こうして相続が争族に発展していくのです。

バナースペース

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