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刑事事件一般相談

 危ない弁護人・・・こんな弁護人は嫌だ

   刑事弁護はほとんどの事案で、国選弁護人が弁護人になります。国選弁護人は弁護士会の会員名簿から推薦され
 ます。つまり被疑者やその関係者の意思とは無関係に選ばれることになります。「国選だから・・・」というのは
 基本的にないと当職は信じています。
  ただ次のような弁護人はできれば避けたいものです。
第1 上から目線の弁護人
       
     具体例@
 法律用語を並び立て、依頼者が質問すると「こんなこともわかんないの。だからトーシロはね。」という弁護人        
     具体例A
 「えらそーなことを言いやがって。はいはいあなたがエリートというのは分かりました。ごもっとも。ごもっとも」と弁護人に言いたくなるような弁護人  
     何故致命的か
 刑事弁護を行う際、弁護人の手元には事件に関する情報はほとんどありません。捜査情報すらありません。被疑事実すら分からない場合もあります。この時被疑者やその関係者から話を聞き、適時質問をし、仮説を立てなんとかして事件のスジを読むのが一流の弁護人です。「上から目線の弁護人」と依頼者が感じるのは、その弁護人が事件の一部しか知らず又は一部しか知らないことを認識せずに、少ない情報でスジ読みを行っているからです。
 このような弁護人は、捜査段階において、捜査機関が何を捜査して、何を見落としているのかを予測して捜査機関の先手を打つことができないという点で、致命的です。
第2 ちゃら弁護人
       
     具体例B
 依頼者が一生懸命話している時に、何故か楽観的で、相づちが軽い弁護人。例えるならば俳優のSYさん(注;「不揃いの●●達」に出演されていた。)のちゃらいキャラクターを演じた時のイメージ。
     何故致命的か
 刑事弁護を行う時に、被疑者やその関係者からの情報は吟味に吟味を重ねて聞き取りを行う必要があります。それは被疑者やその関係者の一次情報(直接経験した情
報)なのか、二次情報(間接的に入手した情報並びに加工された情報)なのかを見極
め、捜査の進展や公判に備えることが必要だからです。弁護人が楽観的になることはあり得ません。さらにちゃらい感がするのは人の話を聞いていないからです。
 当職は被疑者の話を聞いて後にノートにまとめるのですが、その分量を見せてあげたいです。刑事弁護をなめるなと言いたいです。       
第3 呼べばすぐ来る弁護人
       
     具体例C
「用があったらすぐに会い(接見)にくるから」といって、いつでも呼べばすぐ来る弁護人        
     何故致命的か
 この具体例Cを見て、良い弁護士ではないかと感じた人もいらっしゃると思い
ます。
 しかし「いつでも」「呼べば直ぐ来る」という点に疑問符がつきます。まず他の仕事をしていないのだろうかという点です。この点は弁護人の能力に疑いを抱かざるをえない事実です。
 次にもっと重要なことです。刑事弁護において、刑事弁護人は被疑者に会えばそれで足りるというものではありません。適時情報を仕入れる必要があります。それには本を読んだりするデスクワークだけではなく、事務所の外に出る必要があります。「いつでも」会いに来てくれるというのは、一流の弁護人にはあり得ないことです。むしろ必要な弁護活動をおろそかにしている可能性があるという点で致命的でしょう。       
第4 目が泳いでいる弁護人
       
     具体例E
 前回の接見時に頼んだことについて弁護人に問うたところ、目が泳ぎ、言い訳を始めた。        
     具体例F
 前回の接見時に法律や判例について質問したところ回答を弁護人から得た。被疑者が部屋に戻り同房の収容者に話をしたところ、弁護人の回答とは異なる回答だった。それで次の接見に時に、この話を弁護人に対し行ったところ、急に弁護人の目が泳ぎだした。        
     何故致命的か
 こりゃ駄目でしょう。仮にこのような弁護人の場合、解任を視野に入れた方が良いでしょう。       
第5 声が小さい弁護人
       
     具体例G
声が小さくて何を言っているか分からない弁護人        
     何故致命的か
 声が小さいから駄目というわけではありませんが、コミュニュケーションがとれない弁護人は、刑事弁護という時間制約のある仕事には不向きです。同じく耳が遠い弁護人も同じです。仮にこのような弁護人の場合、時間をかけて接見を行うよう要請してみてください。
 又病気や高齢でもないのに声が小さい場合は弁護人に自信がない場合もあり得ま
す。       
第6 ワイシャツが
    よれよれの弁護人



     具体例H
 弁護人の服装をみると、ワイシャツがよれよれであり、上着の袖がほころびてお
り、ネクタイにラーメンの汁らしきシミがあり、ネクタイがくねくねと曲がってい
る。
     何故致命的か
 弁護人が仕事を行うにあたり服装は自由です。現に当職は短パンで接見を行っている弁護人を見たことがあります。
 しかし清潔感のない弁護人については注意が必要だと思います。それは刑事弁護においては、重箱の隅を楊子で突くという細やかな配慮が必要であり、それと不潔な弁護人というのは反することが多いからです。服装のセンスはその弁護人の感性を表すことが多いのです。服装について弁護人に質問をしてはいかがでしょうか。
第7 事務所に連絡しても
    弁護人と連絡が
     とれない弁護人




     具体例I
 被疑者の関係者が弁護人に連絡を取るため、その事務所に連絡したところ、留守電になることが多数回ある。        
     何故致命的か
その弁護人は多忙なのかもしれません。事務員を雇う資金がないのかもしれません。             刑事弁護においては、不測の事態が発生することがあります。そんな馬鹿なという事があります。当職も被疑者が心肺停止となったことがあります。             連絡がつかない並びにつきにくい弁護人はやはり問題弁護人です。       

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